崖っぷちの男

たぶん技術っぽいネタ。ブログ名が決められない

無料で2つまで iOS アプリをビルドしてくれる Greenhouse CI を使ってみた

結果としては

BitBucket の iOS プロジェクト(Objective-C、CocoaPods使用)のプライベートリポジトリを指定してアドホック用のビルドができた (2014/8/27 現在)。Androidの方は試していません。

 

テスト(XCTest)の実行はまだベータの段階で未公開らしく、少なくとも自分は確認できませんでした。

 

やったこと

Greenhouse CI でユーザ登録してプロジェクトを作成。

プロジェクトの設定

Repository URL: git@bitbucket.org:hidashun/なんたらかんたら.git

SSH key: BitBucketのリポジトリで設定したデプロイ用のSSH秘密鍵を指定

ビルドの設定

Project: CocoaPods を使っているので [workspace] がついてるやつを選択

Scheme: [scheme] がついてるやつを選択。事前に Xcode で Shared にチェックをいれておくこと!

Provisioning profile: アドホック用のプロビジョニングプロファイルを指定

Developer certificate: 「キーチェーンアクセス」アプリケーションでDistribution用証明書を p12 で書き出したものを指定。パスフレーズはなし

設定方法が分からなければ各設定項目のタイトルの横の?ボタンを押すと説明が読めます。目立たないけど。

 

Greenhouse CI の現状

 何か日々改良やバグ修正が行なわれているらしく、例えば使っている間に以下のバグは修正されました:

  • デフォルトのスキーム以外のスキームを指定してもなぜかビルドに失敗する(スキームの設定が全く一緒でも)
  • アプリの設定をいったん削除して新規作成しようとするとエラーで再作成できない

特に前者については自分が何度もビルドエラーを発生させまくったからか、メールで「バグがあったから直したよ!」と連絡がきました。その後試したらやっぱりエラーになるので直ってないじゃん…と思ってたら「直したけどデプロイし忘れてたよ!」というメールがきました。

 とりあえず今は使ってもたぶん人柱感が高いです。自動テスト機能はやく入らないかなーという感じです。