崖っぷちの男

たぶん技術っぽいネタ。ブログ名が決められない

Code Completeの上巻読了 - 擬似コードプログラミング

Code Completeの上巻を読み終わりました。


全体的には複雑なコードや読みづらいコードを書くのはやめましょう、という本でした。


前回も印象に残ったところを何点か書いたのですが、今回読んだ範囲では 9 章の「擬似コードによるプログラミング」が印象に残りました。


具体的には以下のように日本語でまずルーチンを書いて、それができたら各行に対応するコードを書く、という方法です。何か自分でもこういう方法でコードを書いたことがあった気がするんですが、それが本に書いてあると「この方法はやっぱありなんだな」とか思ってうれしくなります。

使用しているリソースの数を記録する
if 別のリソースが利用できる
  ダイアログボックス構造体を割り当てる
  if ダイアログボックス構造体の割り当てが可能である

...


この方法の自分にとってのメリットはこんなところです。

  • iPhone があればプログラミング (擬似) ができる

ルーチン1つの擬似コードくらいなら、iPhone で適当にメモやエディタアプリを使って書けます。なのでごろごろしながらコードの大まかな構成を考えられます。Evernote で書いておけばあとからそのまま PC で開いてそれを見つつコーディングできます。

  • コメントを書くのが楽

というか、擬似コードがそのままコメントになるので、場合によっては追加でコメントを入れる必要がなくなります。私はコメントを程よくいれるコツみたいなのがまだ分かっていないので、こういう方法で特に意識せずにコメントをつけられるのはいいです。

  • 事前にいろんな方法を試せる

これは本に書いてあるまんまですが、実際にコードを書かなくていいので、色んな構成を試すのが楽です。細かいところはとりあえず無視して、並べかえたりまとめたりできます。実際にやってみると一回では満足できなくて、何度も文を入れ替えたりしました。アウトラインエディタがあった方がインデントとかやりやすいかも…


今日はここまで。引き続き、下巻も読んでいこうと思います。
今回は iPhone で書いてみましたがこれくらいの長さが限度です…。